クレイマークレイマー
世界に1匹の色・模様、優雅さ、可愛らしさ、力強さ等ベタを飼育する魅力が多くあります。
飼育を続けているとオスのベタは泡で巣を作り、繁殖する準備をする事がしばしば。
最近良く問い合わせ頂く内容が繁殖について。
以前にもブログに書いた事があるかと思います。
前回の内容と変わっている部分があればそこは経験によって得た知識と思って下さい。
まず、オスのベタが巣を作りやすいタイミングです。
1、換水後
2、月の引力の影響が大きい時。(満月、新月の直前)
3、気圧の変化が大きい時。(台風や大きな低気圧が来る前)
メスを見せると泡巣を作り始める子もいます。
泡巣の下に陣取るオス。
泡巣を作り始めたらメスをお見合いさせる。
又は、メスを同じ水槽にいれます。
重要なポイントだと思っている所。
ケンカになってしまった時にすぐ対応出来るように時間に余裕がある時にメスを入れて下さい。
メスの前でヒレを目一杯広げてすぐにオスがアピールを開始。相性が良ければ直ぐに産卵行動を取る場合があり、ケンカをしない様な感じであれば1日様子を見ましょう。
産卵を終えるとオスがメスを追い払う仕草を見せるのでメスを別水槽へ移動させます。稀にオス、メスが仲良く卵を守る事があるようです。
産卵から1日半から2日すると孵化が始まります。
稚魚たちは頭を上にして巣にぶら下がるようになり、時間が経つにつれ動き回る。巣から離れた子供達をオスは口で巣へ戻します。
孵化からさらに1日半から2日するとぶら下がっている様に見えていた子供達が泳ぎ始め、お父さんベタの子育ても終了です。稚魚だけを残してオスのベタは別水槽へ移動。
同時に稚魚達は餌を食べ始める頃。赤ちゃん用人工飼料やブラインシュリンプ、インフゾリア等を用意しておきましょう。
孵化したてのブラインシュリンプ。
小さすぎて難しいかと思いますが食べているか確認。食べた子はお腹が少し膨れます。また、食べたお腹の部分が食べた餌の色になります。
ブラインシュリンプを食べた子。
ブラインシュリンプを食べてお腹がオレンジ色になった赤ちゃん。
残さない量をあげます。
10日程経過すると少しはベタらしくなります。
体が大きくなり赤虫や人工飼料を食べる事が出来るようになると一息つけます。
是非チャレンジしてみて下さい。
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